「住まいと耐震工法研究会」

テレワークとまちづくり −米国の事例から−


河井容子


www.PEDarch.com

  • テレワークという働き方は、私達の住む場所の選択や、地域との関わり方を変えることで、大都市への一極集中構造を改善する力を持っている。それは、東日本大震災でみたような、国土規模への経済的被害の広がりの緩和へもつながる。本稿では、米国において、このテレワークが政府等機関によってどのように支援され、またテレワークに不可欠なICT インフラを、自治体や民間企業が、どのようにまちづくりに利用しつつあるかを、具体的事例を通して紹介していく。


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CONTENTS(予定)

  • ・ テレワークとまちづくりの関係
  • ・ 米国のテレワーク事情と都市問題
  • ・ 連邦政府とテレワーク(1)―支援の枠組
  • ・ 連邦政府とテレワーク(2)―日米の違いと都市への意味
  • ・ 米国都市計画の仕組とテレワーク支援の関係
  • ・ 自治体の光ファイバー住宅地開発―カリフォルニア州ロマリンダ市
  • ・ 自治体の光ファイバー住宅地開発―ユタ州ブライガム市
  • ・ 自治体の光ファイバー住宅地開発―ミネソタ州ベミジ市
  • ・ 私企業の光ファイバー住宅地開発―テキサス州事例
  • ・ 最新の政府ICT 政策―ネット・ニュートラリティ
  • ・ コネチカット州の新しい試み